上映会を開催しました(その2)
オープニング部までのいわゆる“前半”についての「その1」に続き、「その2」では上映開始以降の場面について振り返ろうと思います。
今回も当日の写真を交えながら記していこうと思っているんですが、その写真を撮ったカメラについて。
今回の“公式カメラ”にはスマートフォンを充てる選択しました。私も合間で撮っていたんですが、それとは別にもう一台。
「デジタル一眼よりも使い手を選ばない」「機動性に優れている」「鍋屋が昨夏の機種変まで使っていて今は浮いてる端末がある」というのがその理由です。
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「FLIP CAMERA」搭載の珍種です |
そして、まあ“スマホあるある”でもあるんですが、後半戦の写真は途中から手垢指紋フィルターを適用した味わい深い仕上がりとなっております。
おっしゃりたい事は分かります。が、一番凹んでいるのは撮影してくれた彼で、次に私です。フィルター透過後でも十分に雰囲気が伝わる写真を記録してくれています。
どうかひとつ、ここは温かい眼差しで全力でイジリつつお付き合い下さるようお願いいたします。
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予定通り17時半から89分の上映に入りました。
初鑑賞の方あり、「おかわり」の方あり、自分は観たけど家族にもみせたくてという方あり、広島には旧知の友人もいるし自分も出てるからという西山さんあり。
動機や事情は様々ですが、皆さん一様に作品の中にのめり込んでおられる様子でした。
私にとっては、ここは無事に再生が始まってホッと一息ついたひとときでした。
今回利用したコジマホールディングス西区民文化センターの「スタジオ」ですが、正面はもちろん両翼の座席もステージに向けて設置されているので、どの席からもスクリーンがよく見えたのではと思います。
また、上映後にこばさんから「この会場、音響めっちゃくちゃ良くない?」と力を込めて言われました。
ステージ両端には長さ(高さ)約2mの柱状のスピーカーが設置されています。太さは両手で輪を作ったものよりも大きいイメージです。そして柱状スピーカーの台座部には高さ70cmほどでしょうか、ボックス状のどっしりとしたスピーカーがそれぞれ配置されています。
刻印されているメーカー名は「BOSE」。
ここから全方面に向けて出力された音声が、スタジオの壁面・天井の音響効果と合わさって「めっちゃくちゃ良い」という感想に繋がったのではと思います。
私も実際に視聴して音質の透明感とどっしりとした迫力が両立しているのを体感し、とても解像度の高いオーディオ品質で上映できて嬉しく感じたのを思い出します。
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上映が終わり、いよいよトークショーへ!
オープニングの際に私から
「トーク会は皆さんからの質問を軸に進めていきたい」
「もし質問が出なかったら、私とこばさんとで『好きなビールのおつまみ』について語って時間を稼ぐ」
「それでも出なかったらひたすら引き延ばし、夏場の家庭のカ〇ピスのようにうすめにうすめた上辺トークの時間が流れるだけ」
とお知らせしていたんですが、私からの口火を切って以降は時間いっぱいまで質問が続いて、それにこばさんも丁寧に答えて話を繋ぐという、本当に良いトーク会になりました。
全部終了した後で仲間から「最終的に『つまみなんかなくてもビールは飲む』に帰着するんだからおつまみトークなんでダメですよ」という指摘を受けてなるほど!と膝を叩いた次第です。
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こばさんのガイドとしてもみじモンキー仲間の ひよりさんに一緒に登壇していただきました |
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受付時には半券もぎり隊も務めてくれました |
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「例のシーン」の再現も! |
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ドヤァ |
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肘置きになっているのはプロジェクター |
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トークショー中に画面が微揺れしてたのって、もしかして… |
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例のフィルター、発動! |
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足元にわんわんが居ます🐶 |
視覚障害の当事者、クライミング経験者/未経験者、もみじモンキー発足に一枚噛んでいた人物などなど、老若男女問わずたくさんの方から質問をいただきました。
内容はよく覚えていないこばさんと直也さんとの関係・信頼関係のあり方から「高くて怖くなかったか」というシンプルなものまで多岐にわたり。
とあるガールとの対話の中で、こばさんからの「クライミングはしていますか?」との問いかけにガールが「えー、今は…」と話し始めるや否や「やりましょう!」「明日から登りましょう!」とこばさんがたたみ掛けたシーンでは、会場から笑いと拍手が上がっていました。
そしてトーク会パートでの私の大失態。
こばさんが来場し、開幕直前の打ち合わせの段階で
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こばさん「西山くんの紹介は、映画の上映が終わった後の方が良いと思うんだ」
わたし「なるほど、そうですね。じゃあトーク会の冒頭で僕から紹介しますね。 」
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という話をしていたんですが、これをすっかり忘れてしまっていまして。
あるはずの紹介が行われないまま会が進行する中で、業を煮やしたこばさんから紹介していただいたという次第です。。。
という訳で、もう一人のスペシャルゲスト・西山清文さん!
諸事情でトーク会終盤でマイクをお渡しする運びになったんですが、それまでのトーク会のやりとりなどを踏まえて「とても温かい、良い雰囲気の良い上映会」と仰っていただきました。
この言葉には本当に助けられたとともに、主催者としての会に対する実感とも符合したのでとても感慨深く話を聞いていました。
なお西山さん、この日は京都から単身乗り込んでこられたんですが、その道のりがアクシデント連発のスーパードタバタ大作戦だったそうで、会場に着いた時には実は既にヘトヘトという状態でした。ほんともう、感謝、感謝です。
そして最後に集合写真!
まずはこの方法でトライしてみたんですが、どうも画角がうまく取れず難航。
見かねた公式カメラ(スマホ)マンが駆け寄ってくれて撮影し、事なきを得ました。
角度とか「入るように移動をお願いしまーす」とか、最後までドタバタで申し訳ありません。全ては三脚を忘れた私のミスが原因です。言わなきゃ分かんないんですけど、終わってからならもう怖いもんなんて無いので(そうじゃない)。
最後はこばさん自ら会場入り口でお見送り。
ギリギリまで交流していただけたのではと思います。
以上で上映会当日の振り返りは一応終わりですが、トーク会、もっと時間があればなあと今でも思います。
会場の予約可能時間は最大限に確保して、時間配分も練りに練っての決定でした。もともと19時半終了の予定だったのを19時40分頃まで粘れたのも、上映中に少し(主に受付・会計あたりの)片付けを進めて捻出した余裕に依るものでした。
終わってみれば、やれる事はやった、たくさんの人に助けられたからこそ完走できました。そして手前味噌ですが、来られた方にはそれなりの満足をお届けできたんじゃないかと思います。もちろん、反省は大切。前向きに。関わって下さった皆さんに感謝です。
そして…
↓
~つづく~
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